∴ いささか不安

ジョーは、ＣＢＲ６００ＲＲを扱うにあたって、
いささか不安がある。

そりゃそうだろう。
今までのレベルを見れば拭いたくても拭えない不安があるだろう。

ジョーが過去にＸＪＲ４００を所有していたのは、
以前にも書いたが、なぜ手放したのかはまだ話していない。

笑うなよ。

なんとガソリン満タンだと、車庫から出せない。しまえない。
そう、重いからだ。はは

もう売ろう・・・
そう思い、乗りおさめに地元を走っていた。
右折をしようとしたその時！！

爺さんが右からチャリでフラフラと現れたではないか！！
うおぉ！メットの中でつぶやいたと同時に・・・

ストン。

エンジン停止。ハンドルは右折の為、右に切ってある。
長いタンクと、重い車体。

わたたた・・・！ガシャン☆

ステップが右足をなぞりながら、ゆ～くっり横転。
おかげで爺さんは無事横断を果たし、
倒れたバイクを必死に起こすジョーだけがそこに居た。

よかったね、お爺さん。

反対車線は、超渋滞。
みんなの視線はジョーに釘付け♪
後ろは、ジョー渋滞を作り、メットの中で半泣きだった。

旦那様はこう言った。
『倒したらメットはずせば、女の子だってわかって助けてくれるのに』

そうなの？！

ジョーは、恥ずかしさのあまりシールドさえ開けなかった。
ライダースジャケットに、汚いぶかぶかのジーンズ・・・
男の子だと思われても仕方がない。

はあぁぁぁぁ・・・

マフラー傷つけ、査定が５万落ちたのはもう忘れた。
全治２週間の打撲をしたのも甘い思ひ出。
色々教えてくれてありがとう。
ＸＪＲ４００。




あっ！つい感傷に浸ってしまったが、
だから、ＣＢＲにも不安がある。

ＣＢＲはＸＪＲに比べてだいぶ軽い。

ＸＪＲ４００：乾燥重量１７６kg
ＣＢＲ６００：乾燥重量１６６kg　その差１０kg

セパハンだし、軽いし、あれからだいぶバイクに慣れたはずだし。（ＮＳＲ５０で。）
そんな理由でＸＪＲのトラウマを克服したつもりでいたのだ。

しかしＣＢＲ６００ＲＲは、かなり腰高なのだ。（１０００の方が足つきは良い）
シート高が８２ｃｍ。ジョーの身長は１６０ｃｍ。

ジョーは脚が長いから、ツンツンになる。
うーん不安だ！！

転ぶときは転ぶんだろうけどね（＾＾；）